Antibacterial Functional Masterbatch

Antibacterial Functional Masterbatch
分子設計から生まれた、
多用途対応の抗菌機能性母液。
分子設計に基づき、高分子系有機抗菌剤を高濃度で溶解配合した抗菌機能性母液です。液体形態のため、既存の製造プロセスや調合工程にそのまま組み込みやすく、幅広い製品に抗菌機能を付与できます。
無毒性・高安全性
即効&持続性
広域抗菌性能
多用途展開
製品の特性
高濃度の抗菌成分を液体に均一分散させた設計で、幅広い製品や用途に直接応用可能。用途や処方に応じた柔軟なカスタマイズで、多様な衛生管理ニーズに対応します。

高濃度・高効率抗菌
原液形態で高濃度配合されており、希釈・混合後も抗菌効果を発揮できます。

多用途展開
消毒液、除菌スプレー、抗菌コーティング、清掃洗浄液など多様な製品化が可能。

簡便な導入
液体のため既存の調合・充填ラインにそのまま適用可能で、生産効率を損なわない。

高安全性・環境配慮
銀や有害金属を含まず、人体・動物・環境に優しい処方設計。

カスタマイズ対応
抗菌濃度、配合ベース、機能追加など、お客様の用途・仕様に合わせた調整が可能。
用途別シーン
Materialinks抗菌母液体と他の除菌成分の性能比較
一般的に使用されている除菌成分と比較し、Materialinksは高い除菌力・抗菌力を維持しながらも、安全性、安定性、刺激性の低さなど、多面的に優れたバランスを実現しています。
製品性能 | アルコール | 次亜塩素酸系 | 有機エステル | ホルムアルデヒド | グルタルアルデヒド | 苛性ソーダ | Materialinks |
---|---|---|---|---|---|---|---|
長期効果 | | なし | なし | なし | なし | なし | なし15日間 |
抗菌効果 | | 高い | 高い | 高い | 高い | 高い | 高い高い |
抗真菌性 | | やや高い | やや高い | やや高い | やや高い | やや高い | やや高い高い |
抗ウイルス性 | | 高い | 高い | 高い | 高い | 高い | 高い高い |
抗ダニ性 | | なし | なし | なし | やや高い | やや高い | なし高い |
におい | | あり | あり | あり | あり | あり | なしなし |
pH値 | | 中性 | 酸性 | アルカリ性 | 弱アルカリ性 | 弱アルカリ性 | 強アルカリ性弱酸性〜中性 |
燃焼・爆発の危険性 | | あり | なし | なし | なし | なし | なしなし |
漂白作用 | | なし | 強い | なし | なし | なし | なしなし |
酸化性 | | なし | 強い | なし | あり | あり | なしなし |
安定性 | | 揮発しやすい | 分解しやすい | 分解しやすい | 揮発しやすい | 揮発しやすい | 変質しやすい安定 |
腐食性 | | なし | 強い | あり | あり | あり | 強いなし |
刺激性 | | あり | 強い | あり | あり | あり | 強いなし |
経皮吸収性 | | 高い | 高い | 高い | 高い | 高い | なしなし |
毒性 | | なし | なし | なし | あり | あり | なし経口無毒 |

Serving People
幅広い用途・ニーズに柔軟対応。
当社製品は、さまざまな素材や加工方法に柔軟に対応でき、用途やご要望に応じた最適なソリューションをご提案します。多様な業界・使用シーンにおいて、お客様のニーズに合わせたカスタマイズ対応が可能です。衛生面・快適性の向上に貢献する製品として、多くのご評価をいただいております。
よくある質問
Q1. 抗菌機能性母液はどのような用途に使えますか?
A: 消毒液・除菌スプレー・ウェットティッシュなどの消耗品製造用原料としてだけでなく、繊維や樹脂の後加工(コーティング、染色、浸漬処理)にも使用可能です。液状形態のため、水系・溶剤系の処方に柔軟に組み込むことができます。
Q2. 推奨添加量や希釈方法は?
A2. 加工用途では最終製品中の有効成分濃度0.3〜1.0 wt%が目安です。消耗品製造では、用途(例:瞬間除菌、長時間持続型)、対象菌種、規制条件に応じて希釈倍率やpHを最適化します。
Q3. 母液とマスターバッチの違いは何ですか?
A3. マスターバッチは固形樹脂と一体化して使用する固形型添加剤であるのに対し、母液は液状であり、樹脂加工工程・表面処理・液体製品の製造など、幅広い工程に直接導入できます。
Q4. どのような基材・処方に適合しますか?
A4. 天然繊維、合成繊維、不織布、プラスチック(PP・PE・PET・ABS)、水系製剤、アルコール系溶液、グリコール系溶媒などに対応可能です。既存製造ラインに合わせた粘度・溶媒系統のカスタマイズも可能です。
Q5. 抗菌性能はどのように評価していますか?
A5. 固体基材ではJIS Z 2801/ISO 22196、液体製品ではJIS K 3790などの規格に基づき評価。大腸菌・黄色ブドウ球菌をはじめ、必要に応じてウイルス・カビ・酵母にも試験対応可能です。
Q6. 安全性・法規制対応は?
A6. RoHS、REACH、食品衛生法に準拠可能で、消耗品用途では化粧品基準や医薬部外品申請にも対応実績があります。非銀系成分を採用し、金属腐食や着色のリスクがありません。
Q7. OEMや専用処方の開発は可能ですか?
A7. はい。用途(例:医療用消毒液、ペット用品除菌スプレー、繊維後加工用コーティング液)に応じて、有効成分濃度、溶媒系統、粘度、香料添加などを調整可能です。